タジタジ病になってみてわかったこと



こんにちは!さくです!

今回の記事から心機一転、もう一度FXと向き合っていきますのでよろしくお願いします。

ここ数ヶ月トレードへのエントリーができずにいました。

チャート分析をきっちりして、エントリーチャンスが来たにもかかわらず躊躇ってしまう・・・

いわゆる「タジタジ病」になってしまったようです。

今回は自分が「タジタジ病」になった原因と当事者視点での見解を書きます。

タジタジ病とは

「ポジポジ病」なら聞いたことあるけど・・・「タジタジ病」ってなに?

聞きなじみがないよね。僕も同じ境遇の人がいるのか調べていくうちに「タジタジ病」って呼ばれていることを知ったんだよ。

「タジタジ病」とは、負けるかもしれないという恐怖心から、エントリーを躊躇ってしまい、チャンスを逃がしてしまう現象のことです。

FX界では、「ポジポジ病」「チキン利食い」に並んで「三大習慣病」と呼ばれています。

もちろんFXトレードにおいて慎重であることは悪いことではありません。

しかし、この「タジタジ病」は慎重さを超えてトレード自体ができなくなってしまうんです。

タジタジ病になった原因

でも、どうして「タジタジ病」になってしまったの?

一般的には様々な原因でこの「タジタジ病」になってしまうんだけど、自分は主に3つの原因でなってしまったと考えているよ。

大損した経験がトラウマになってしまった

過去に一度のトレードで30万の損失を出してしまいました。

原因は明確です。

  • 根拠の弱いところでエントリーした
  • 成り行き注文なのにチャートから目を離した
  • 損切り判断が遅かった

初心者がやるようなミスだということはわかっています。

調子に乗って杜撰にトレードした自分自身のせいです。

根拠に自信をもってエントリーしたら伸びず、根拠にあまり自信がないエントリーほど逆に動いた際に「まぁこれだって50%なわけだから伸びずに戻ってくるだろう」と、放置するとなぜか伸びるんですよね。

FXあるあるだとは思いますが。

でも、そういうときほど自分がピンポイントに狙われているような気がしてしまいます。

同じ轍を踏まないようにトレードをすればいいだけなのですが、この出来事がトラウマ化してしまい、エントリーに躊躇ってしまうようになりました。

努力や時間が水の泡になるのが怖い

大損するとこれまでトレードに費やした時間と努力を否定されているような感覚に陥りました。

今まで経験値を積んでいると思ってここまで費やしてきた歳月、そして分析するために勉強してきた努力が無意味なんだったのではないかと・・・

FXを始めたての頃は、とにかく経験を積むためにエントリーをしました。

もちろん勝てるときもあれば負けるときもありました。

でも、それが苦じゃなかったんです。

次につながると信じてトレードをしてきたから。

でも、もう5年経ってからの大損はだいぶ自分のメンタルに響きました。

もちろん杜撰なトレードを咎められるのはしょうがないんですが、何度も負けが重なると、もはやなにが正しいのか混乱してきてしまいます。

この5年間はなんだったんだ・・・と、本気で考えるようになりました。

中途半端に予測できるようになってしまった

5年という期間は、中途半端に知識と経験を授けました。

「チャートパターン」などの知識とこれまで成功と失敗してきた経験。

すると、いくつもの選択肢の可能性が見えてしまい、そのどれもが正しいような気がしてしまうのです。

いろいろ知ったからこそ自分の予測と逆に動く可能性の正当性も考えてしまうようになっていました。

タジタジ病になるとどうなるのか

「タジタジ病」になるとどうなるのか、自分の観点から書きますね。

毎日、今日こそトレードに復帰しよう!と、思ってチャートを開きます。

チャートとにらめっこして、分析して、なんとなくのエントリーポイントを決めます。

しかし、値動きが決めていたポイントまできても「戻るには勢いが足らないな・・・」とか「もう少し待って値動きが落ち着いたらにしよう」と理由をつけて待ってしまう。

さらには、予想と逆に動く場合を仮定してしまい、その理由が正当であるように思ってしまう。

そうこうしてるうちに値が大きく動いてしまって「あぁ入れなかった・・・」と後悔するんです。

根底には「負けたくない」という気持ちから、慎重にトレードしなければという思いがあります。

ただ慎重に慎重を重ねすぎて、時間切れになってしまってるような・・・

トレードをしなければ稼ぐこともできないし、経験値を得ることもできない。

なんとかしなきゃ・・・という焦りから、「自分と同じような人はいないか?」「この状況を抜け出す方法はないか?」と、この現象について連日調べまくりました。

タジタジ病の脱却方法

なんとかこの状況を打破できる方法はないかといろんなサイトを見て回りました。

そして、多くのサイトが以下の対処法を載せていました。

  • 手法の確立
  • トレード経験を積む
  • セルフコンパッション

手法の確立

「タジタジ病」の躊躇はトレードでマイナスを出すことの恐怖心から来ています。

いろんな手法に手を出して一貫性のないトレードを繰り返すのではなく、徹底的に検証して、自分で使えるレベルにまで引き上げたやり方を見つける。

自分なりの手法で稼げるようになれば自信がつき、トレードエントリーの躊躇いがなくなっていきます。

トレード経験を積む

自信をつけるためには、小さな成功体験を積むしかありません。

エントリーしなければ負けることもありませんが勝つこともありません。

とにかく小額からでもエントリーして回数をこなす必要があります。

セルフコンパッション

セルフコンパッションとは、自分への慈しみを意味し、他者を思いやるように、自分自身のことを大切に思うことです。

「完璧な人などいないのだから失敗してもいいんだ」と、自分を許し自分に優しくする。

負けを受け入れられるようになることで、少しずつエントリーできるメンタルを取り戻していくということですね。

多くの人が対処法を導き出しているのね!じゃあ、その通りにやれば脱却できるってことじゃない!

それができれば苦労はしないんだけどね。案外難しいんだ。

最後に

今現在も「タジタジ病」と闘っている最中です。

まずはロット数を落としてトレードをして、勝ち負けは度外視して、とにかくエントリーすることに頭を慣らしていく。

「タジタジ病」は考え方が慎重、またはネガティブな初心者や僕のようないろいろわかり始めた中堅(5年はまだ初心者かもしれませんが・・・)が陥りやすいらしいです。

稼げるトレーダーの多くが過去に自分も「タジタジ病」になったことがあると言います。

まぁその言葉をそのまま鵜呑みにするわけではありませんが・・・

一度はFXから身を引くことも考えたのですが、過去に稼げていたことも事実なので、この「タジタジ病」を乗り越えてこそ一流トレーダーになれると、自分に言い聞かせてもう一度頑張ります。

これからは、きちんとしたチャート分析、臆さないエントリー、早めの損切りを心がけていきますので応援お願いします!

最後までお読みいただきありがとうございました!