
ここでは最近、EA(自動売買)で失敗した話をします。
EAの良い・悪いところを素直に書きます。
自動売買を始めようか考えている方は是非参考にしてください。
最後に自分が気づいたEAでのルールも書きます。
そもそもEAとはなんぞや?と思った方はこちらをどうぞ!
自動売買スタート

2021年3月からEAの運用を開始しました。
私が選んだのはアイネット証券のループイフダンです。
一定値幅レートが動いたら自動で売買を繰り返すシステムとなっています。
自動的に200円~1000円をコツコツ利確して、半年ほどで6万円増えました!
1か月で約1万円、放置していただけで増えるのだからすごいですよね!!
ですが、ここで心の悪魔が囁きます。
“数量を倍にすれば儲けも倍にもなるぞ”と。
自動売買のシステムにより稼げると知り、舞い上がってしまいました。
FXの世界では、欲張った者は確実に負けます。
案の定、私も例外ではありませんでした。
落とし穴

ループイフダンは一定の値動きの幅でエントリーします。
そのため、トレンド相場ではポジションを増やし続けてしまう可能性があります。
上昇・下降のピークでエントリーしてしまうと、そのポジションは暫く塩漬けに。
長期保有して値動きが戻ってくるまで待つか損切りするかの選択することになるでしょう。
しかし、私の場合は数量を上げていたため含み損がどんどん大きな額になっていきました。
このままではロスカットされてしまうと思い、少しでも損失の軽減をするために断腸の思いで損切りをしました。
こつこつ6万手に入れて、一気に40万失ってちゃ世話がないですよね。
振り返り分析
ここからは当時、取引を行っていたポンド円を振り返ります。
下のチャートは日足で見たものです。

エリオット波動に則って変動していると考えていました。
第1波の上あたり(赤線付近)まで第4波が下落すると予想。
なので、ループイフダンはS(ショート)ポジションを繰り返しエントリーするように設定してありました。
そして、青丸で囲まれたところから運用を開始したのですが・・・。
実際には緑線のところで何度も反発して急騰してしまいました。
おかげで、約2カ月で損切りせざるを得なくなった訳です。
その後の展開は、

上昇した分を全て戻す勢いで下落しました。
その後も赤い線の間を行ったり来たりする、レンジ相場になりました。
資金を増やして放置しておけば、含み損は利益に変わっていた可能性があります。
ルールを設ける必要がある

- 数量は高くしない
- 通貨ペアを分散させる
- 資金管理はきちんとする
- 相場のトレンドを分析する
- ある程度運用したら停止させる
仮に1年間ポジションが塩漬けになっても耐えられるだけの数量に設定する。
通貨ペアを分散させることで、急騰・暴落のリスクを回避をする。
ロスカットされないだけの十分な資金を入れておく。
長い時間足でチャートを確認して、トレンドの把握と分析をする。
ずっと放置するのではなく、1週間に1回は設定を見直す。
上昇・下降のピークでエントリーしないようにある程度のところで運用を停止させる。
それからは上記のことを守ってループイフダンを運用しています。
常時含み損は抱えることにはなりますが、高頻度で利確を繰り返しています。
結論
ループイフダンはメインの収入源ではなく、月にちょっと贅沢する程度という認識がいいと思います。
大損失を出した日から半年で27万円取り戻すことができました。
最初に得ていた6万と合わせて33万になります。
まだ失った40万までは届いていませんが、きちんと運用すればループイフダンは稼げることがわかりました。
注意点としては、こつこつ(利確して)ドカン(損切り&ロスカット)で負ける可能性が高いということです!
今後もループイフダンを運用した続報を発信したいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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