
ここまで5年近くトレードをしてきて行き着いた結論。
“早いうちに損切りして、利益はそこそこ伸ばして確定する”です。
うーん、シンプル!
分かっているのにそんな簡単にできない・・・
なぜでしょうか?
よく8割のトレーダーは負けるなんて聞きますよね。
5年でわかったことは、トレーダーとは完全にメンタルの世界で戦っている職業であるということ。
今回は、そんなメンタルの話をしようと思います。
すぐに損切りできない

自分の考える根拠に基づいてエントリーをして、外れたら即損切り、根拠通りに進めば利益を伸ばす。
これでいいんです。
しかし、外れたときには自分の心に言い訳をして、損切りをせずに様子見してしまう・・・
そのうちにドンドン傷が深くなって頭を抱えるんですよね。
誰しもマイナスになったという事実を確定したくないもの。
「これは騙しですぐ戻ってくる可能性がある」とか「少しエントリーが早かっただけでこれから予想の方向に動くかもしれない」とか。
大体こんな感じじゃないでしょうか。
大損して落ち込み、焦り、いつもと違うトレードをして更に傷を深くする。
少しでも取り戻そうとして、数量を多くしたり丁半博打のようなギャンブル性の高いエントリーをしてしまう。
あるあるです。
解決策は、最初から損切りラインを明確に決めておくこと。
しかし、損切りしてからグッと戻ってきて、仮に放置しておけばプラ転していたなんてこともありますよね。
これを経験してしまうと損切りライン設定時に「もしかして・・・プラ転するかも」という思考が過ります。
結果、損切り位置を大きく設定してしまって却って損額が大きくなる場合も。
勝ちか負けかという2択なら50%なのですが、その中にメンタル的負けパターンが何通りもあるのです。
勝ちでも欲張ると負ける

さらに厄介なのが、利益を伸ばせるだけ伸ばそうとして戻ってきてしまう場合です。
“利益は伸ばせるだけ伸ばせ!”って言う人いません?
正解です。
確かに伸ばせるなら伸ばした方がいいに決まっています。
でも、実際どこまで伸びるかなんて100%わかるわけではないですよね?
そして、値動きというものは上下しながら進んでいくので、行ったら返ってきます。
欲張って待ち続けていたらほぼ戻してしまったということもあります。
なので、伸び切る前のそこそこ地点で利確するのが最適です。
でも、損切りを何回か行うと考えると、欲張ってしまうんですよ。
ホントに。
損切りはすぐにおこない、利益はそこそこ伸ばすという考えが必要です。
まとめ

トレーダーの80%が負けるというのはあながち間違いではないのかもしれません。
メンタル面での負けパターンが多いので、それだけ落とし穴に陥る人もいるでしょう。
焦り、欲張り、やけくそ。
5年やってもまだ上記の感情が沸いて負けます。
その都度「バカだなぁ・・・もっと次こそ・・・」
と思うのですが、その”次”には同じ轍を踏んでしまう。
どうしても数字だけでは実感が湧かないのかもっと深く対面する必要があるようです。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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